毎日「何も変わらない」と思っていた
毎日毎日同じような生活を繰り返し、私の場合は毎日毎日同じように携帯を触り続け、生産性のない動画を見続け、毎日毎日嫌気がさしていました。こういった状態の方は多いのではないかなと思います。
何か生活に変化を与えたいと思っている自分もいますし、このままでいいのかなと思い続けている自分もいて、なのに変わることができない。自分に対して嫌気もさしていると思います。でも変え方もわからない。何をすればいいかもわからない。そんな状態が私は約6年続きました。
最初の頃は仕事もしていましたし、借金の額もそんなに多くはなかったので、まだ人並みの生活を送っていると思っていましたが、何か「人並み」という状態に満足しておらず、「俺はまだこんなところでくすぶっているような存在ではない。SNSで見るようなリッチな男になってやる」と、どこかで人生を変えるきっかけみたいなものを待っていたような気がします。
待っているだけでは来ないことをわかっているのですが、自分自身に能力や経験がなかったので、チャンスも来るはずがありません。しかし自分が特別な人間であるという自覚を常に持っていました。
私は毎日仕事に行き、その給与を借金に当てていましたが、そんな生産性のない生き方をしていることにも窮屈な気持ちになっていました。「一撃でドカンと人生を変えてやる」「こんなちまちま返済できるか」というような感覚を持っていました。
「ギャンブルでできた借金はギャンブルで返してやる」「俺を苦しめただけ、ギャンブルにも同じ苦しみを与えてやる」などと、今振り返ればとても低レベルな思考で生きていました。
周りの方にそのような感情を伝えた事はありませんが、私自身は野望が強かったような気がします。しかし突破口もわからない。自分が選択するものはすべて自分を苦しめる形になりました。
大体の方はすぐに成果が欲しいと思ってしまうと思います。それは自分自身が悪いのではなくて、携帯で常に動画を見てしまう、常に早送りをしてしまうなど、そういった生活が原因で成果報酬系がおかしくなり、脳の病気とも言われています。
私はお金がなかったので携帯ばかりにしがみついていましたが、その結果、そういった「すぐに結果が欲しい」「すぐに楽な生活をしたい」「すぐにお金持ちになりたい」というような感覚になっていたと思います。
ではどうすればいいのか──。あなたが毎日続けることが苦にならないものをすれば良いのです。少し我慢が必要。でも、もしお金に変わることができなかったとしても、悔いのないようにやり切るくらいのことができるものを探せば良いのです。
よく私は人とお話しする際、「そういうものは自分にはない」と言われますが、本当でしょうか? 何か自分の中でストッパーを発動させていませんか?
例えば──あなたはミュージシャンになりたいと思ったことはありませんか? 俳優になりたいと思ったことは? アイドルになりたい? 社長になりたい? そういったことを1度は人間誰しも思ったことがあると思います。
でも「自分の顔だと無理だ」「自分の能力だと無理だ」と勝手に諦めているのではないですか?
あなたは1ヵ月、何か自分に対して蓄積になるようなことをやったことありますか? 私はありませんでした。1度も。1度もなかったです。
これがどういうことかというと、私は毎日毎日野望を持って生きてきたのに、1ヵ月も継続して何かに取り組んだことはなかったのです。
畑で言うと「種まき」のような状態だと思います。その後に芽が出て、それが成長して成果が生まれる。種まきを1度もしてこなかったのです。いつも「芽」だけを欲しがって、種すら撒いていなかった。それに気づけなかったのです。
種をまくことを、もうすでに自分の中で諦めていたのです。絶対にたくさんの方がこの感覚をお持ちだと思いますが、あなたが価値を決める必要はないんです。相手が決めるのであって、あなたがもしくだらないと思っていることでも、1ヵ月やれば見え方も違いますし、考え方も違ってくると思います。
その中で1日目でやっていたことが蓄積されていて、どんどんどんどんすごいものになっていくんです。それを何回も何回もチャレンジすればいいんです。
例えば1ヵ月やってダメだったら、もうやめればいいのです。もし半年やって芽が出なかったら、違うものにチャレンジすればいいのです。もしやり続けたければ、継続すればいいんです。それだけなんです。
どれだけ自分の中で良いビジョンを思い描いていても、何も種をまかなければ、1度も芽を摘むこともできませんし、楽しむこともできません。
私がやったことを今からお伝えします。何もない状態から、いくら稼いだのか。
1日サボると、元通りに戻る怖さ
私は「1ヵ月何かを続けたことがありますか?」と言いました。それは仕事を1ヵ月間働いたことではありません。
あなた自身を成長させるため、あなた自身の自信をつけさせるために、1ヵ月間“自分のためにだけ”何かをし続けたことがあるかという質問です。きっと、ほとんどの人が「ない」のではないかなと思います。
「いや、まぁ今度時間があればやるし」「何かいいことが見つかったらやるし」──そんなことを言っていると、一生何も始まりません。
それだけ「何かをやり続けること」への人間の抵抗って凄まじいので、なるべくやらないんですよ。「失敗したら嫌だし」「続けると自分の時間も娯楽時間も減って疲れちゃう」──そんなことばかり考えて、結局“やらない理由”を作ってしまうんです。
もしこの文章を見て「何かを始めよう」と思う人がいるならば、1ヵ月間続いたとき、圧倒的に自分の中で“自信”に切り替わっていると思います。
私はお金はありませんが、自分の中で「やり続けた」という自信がついたので、このあとに歩みを止めることは絶対にしません。
今まで借金があったとき、何も──1日も、1週間も、1ヵ月も──何一つ続かなかった自分自身には、もう戻りたくありません。
これから約30年間ほど人生があるかもしれませんが、その間、私は必ず自分自身に対して積み重ねをしていくと誓います。
「何もしなかったから、選択を誤った」という点もあると思いますし、「何もしなかったからこそ、自分を好きになれなかったのかな」とも思います。
変化はある日、突然じゃなくジワジワ来る
ここで2つの例を伝えたいと思います。その2つについては、1つ目がダイエット、2つ目がブログ作成になります。1つずつお伝えします。
まずダイエットですが、私は債務整理中、なるべく引きこもるようになっていたので偏食ばかりしていました。そのおかげで体重が110キロまで増えました。私を知っている人は「別人になった」と言っていました。それぐらい変化がありましたし、自分の体を見ることすら嫌になっていました。
そこで私は何かを継続しようと思い、1ヵ月間のダイエットに挑戦しました。「たった1ヵ月かよ」と思うかもしれませんが、今まで継続してきたことがない僕にとっては、とても辛いものでした。
ダイエットする前は、「一気に何十キロも痩せてやる!」「一気に体をバキバキにしてやる!」と意気込んでいましたが、そんなことはまず不可能なのです。痩せていく中で知識をつけていくと、初めに思い描いていた思考や目標はすべて間違っていることに気づきました。
それも継続したからこそ見えてきたもので、始める前は、自分の考えが間違っているとは1ミリも思っていませんでした。
私は3ヶ月で10キロの減量に成功しましたが、現在も節制を継続しています。確かに1ヵ月続けたとき、思ったほど結果は出ていませんでした。その時は、たった2キロしか痩せていなかったのです。これだけ頑張ったのに、1ヵ月で2キロ。どうしようもない気持ちも押し寄せました。
でも私は1ヵ月やり抜いたので、自分自身に対してとても自信がついていました。1ヵ月でやめると思っていましたが、その後も3ヶ月、5ヶ月と続き、今でも続いているので、1ヵ月続けたことによってたった2キロの減量でも、それが10キロの減量につながりました。これが私の言う“種まき”なのではないかなと思います。
私は知りませんでしたが、1日に落ちる体脂肪は決まっているみたいです。1日中走ってもたくさんの脂肪が落ちるわけではありません。ちっちゃなちっちゃな脂肪を、体から毎日少しずつ取り除く作業をしなくてはいけないのです。継続がどれだけ大切なのかを、ダイエットが教えてくれました。
もう1つは、ブログ記事を書くことでした。正直私は文章力もありませんし、この文章を読んでいただければわかると思いますが、文章構成や表現力が著しく人よりも長けているとは思いません。むしろ同じことを繰り返し、同じようなことばかり言ってしまうような、そんな女々しい文章を書いてしまうような状態です。
しかし、私は毎日ブログ記事を書き続けることを決めました。それはダイエットと併用して行っていたのですが、「時間がない」という言い訳はやめようと思いました。どんなに辛くても、どんなに眠たくても、必ず1日に1つの記事を書き終えることを、自分の中で決めてやり続けました。
1ヵ月間、毎日最低3,000文字以上の記事を書き続けました。ときには何を書けばいいのかもわからなくなり、昨日何を書いていたのか思い出せないような状態になることもありましたし、肩こりがひどくて接骨院や整体などに行くこともありました。でも書くことはやめませんでした。
それは、1日でもサボってしまうと、自分自身との約束を破ってしまうのではないかという恐怖があったからです。そしてダイエットで「結果はすぐに伴わない」ということもわかっていたので、私は黙ってやり続けました。
1ヵ月、毎日3,000文字の記事をアイディアから考えて書き続けましたが、Googleアドセンスという広告を載せることで収入が入る仕組みがあり、1ヵ月経ったとき、約200円の収入がありました。私はとても嬉しかったです。言葉にできないほど嬉しかったです。
確かに、バイトをするよりも非効率ですし、時給にすると10円にも届いていないかもしれません。でも、自分が決めた約束を守ることができたので、自信がつきました。
自信がつけばお金に切り替わるという確約はできませんが、1ヵ月目に到達したとき、ダイエットと同じように「見え方」や「考え方」が大きく違っていることに気づきました。
初めの頃はすごく時間がかかったことや、どうやればいいのかわからなかったことが、すぐにできるようになっていました。
そんな大きな変化はないかもしれませんが、これが積み重なっていけば、いつかは時給1,000円や2,000円が、この“蓄積”によって生まれるかもしれません。そんな希望を持って、私はやり続けたいと思います。
別に「やり続けているから正解」というわけではありませんが、「何か始めたい」「何かを頑張りたい」と思っている人は、今日の娯楽やお酒を我慢して、自分自身が辛くて苦しいことでも、「これをやれば自分がきっと喜ぶんじゃないか」というものに時間を使ってみてもいいかもしれません。
成功している人は、みんなが遊んでる間に一生懸命頑張っていると思いますし、みんなが苦しんでいるときに楽しめるのは、成功した人だと思います。抽象的ではありますが、あなたはどちらがいいか、ぜひ考えてみてほしいなと思います。
債務整理が教えてくれた継続の価値
債務整理がなければ、私はこのような考えを持って、それを実行することは絶対にできなかったと思います。余裕があれば、きっと外に出て遊んでいたと思いますし、余裕があれば私は自分自身と向き合うこともできなかったと思います。
苦しい思いや悲しい思いを、人の100倍もしてきたと私は思っていますし、どうやっても自分のコンプレックスのようなものを払拭することはできなかったので、自分自身のためにも、少しずつ取り組む癖をつけました。
毎月毎月借金を返すことも、それも継続だと思いますし、毎日毎日節制することも継続だと思います。毎日毎日朝早く起きて仕事に行くことも継続だと思いますし、人それぞれ頑張っていることはあると思います。
ただ、その継続を台無しにするような行動をすることによって、あなたの「継続したい」という気持ちを止める可能性があるので、気をつけてほしいと思います。
せっかく毎日毎日朝早くから晩まで仕事をしてきて、せっかく自分の時間をお金に変えているのに、そのお金の何倍も早くお金を溶かしてしまえば、あなたは一生懸命働くことが嫌になります。
なので、せっかく自分が一生懸命に継続していることを、自分自身で邪魔しないであげてほしい。
自分にとっての「やり続ける意味」
私は1ヵ月お金にならないことをして、ダイエットでは2キロ、ブログで言えば200円──大したことのない結果だと思いますし、周りに言えば笑われるようなものだと思います。でも、自分自身が「やり切って頑張った」と思えば、それでいいのです。
100%結果を出さなければいけないのであれば、確かに2キロは少ないかもしれませんし、200円は論外かもしれません。でも「続けることができて」「苦しくても意志を持ち続けることができたこと」が、一番自分の成果だと思っています。
もし年齢が高くて「もう頑張る気になれない」と思うのであれば、今あるものを一生懸命継続すれば良いと思います。もし若いうちに借金があって、何か今後、自分の人生を豊かなものにしていきたいと思っている人がこのページを見ているなら、「自分がチャレンジしたいものを見つけて、ずっと見つけ続ける」ことが大切です。
「明日考えよう」とか「明後日考えよう」とか、「何かあればいいなぁ」ではなく、「見つかるまで考え続ける」。それも大切ですし、それも継続だと思うので、私はちょっと偉そうに言ってしまいましたが、ぜひみんなで良い状態になりたいなと思っています。頑張っていきましょう。
別に頑張らなくてもいいです。ただ、歩けばいいのです。そして、たまに走りたくなれば走ればいいと思います。そしてまた疲れたら、歩けばいいのです。もっと疲れたら、座ればいいのです。また歩けそうなら、歩けば良いのです。これの繰り返しでいいと思います。