30歳を超えても借金生活

──気づけば、結婚どころじゃなくなっていた──

借金があると結婚できない?

このページでは、借金を抱えたまま30代に突入した私が感じた、結婚の現実と孤独、そしてそれでも希望を捨てなかった気持ちについてお伝えします。

20代のうちは「いつか結婚できる」と思っていた

今回は結婚について書いていきたいと思います。私は現在30才を過ぎましたが、20代半ばから借金がありました。私は借金を隠しながら彼女と生活をしていました。約4年ほどお付き合いをしていましたが、その間に借金額が総額で数千万円あることを相手には伝えていませんでした。

正直当時は結婚したいという気持ちはあまり強くありませんでしたが、彼女といる以上、彼女も貴重な20代を私に使ってくださっているので、結婚できたらいいなという気持ちは常に持っていました。しかし、交際をして約5年ほど過ぎた頃に彼女に自己破産のことを伝えました。それが原因か分かりませんが、彼女とは別れることとなりました。

私はどうしても振り返ってみると、その彼女と結婚をしたかったです。本当は、何も問題がなければ結婚をして幸せになりたかったのです。いつかは復活できると思っていたので、その「いつか」を期待しながら、なるべく彼女に余裕のないところを見せないように振る舞っていました。

20代の勢いもあったので、少なからず出会いはありましたし、別に自分自身が結婚に困るような状態になるとは思っていませんでした。しかし、彼女とお別れをした後に現実を見たとき、出会いなんてものは一切ありませんでした。

20代は借金生活で終わり、30代に突入した頃に借金問題が解決したのですが、それでも相手も見つからない状態が続き、約数年間は彼女を作りませんでした。表現が違うかもしれませんが、「作らなかった」のではなく「相手がいませんでした」。

今まで彼女と半同棲みたいなことをしていたので、私は彼女へのありがたみが薄れていたのかもしれません。しかし、普通に過ごしていた生活はとても価値のあるものだったことに、別れた後に気づかされました。

もう過去を振り返っていても仕方ないので、私はこれからの生活で良い人を見つけて過ごしていこうと決めました。金の切れ目が縁の切れ目と言いますが、振り返ればどんどん自分に余裕もなくなってきますし、自分本位で行動を考えてしまうようになっていて、彼女や周りを気にしてあげることができなかったのかなと思いました。大変申し訳ないことをたくさんしてしまったなと思っています。しかし今、謝ることはできません。

私は借金でたくさんのものを失いました。今借金があって、彼女さんや奥さんがいらっしゃる方は、もしその方が支えてくださるのであれば、一生を大切にしていくべきだと私は思います。なかなかそういった方は現れません。マジで「次はない」と言っても言い過ぎではない気がします。

30歳を過ぎて急に感じる「取り残され感」

30歳を過ぎると、周りは結婚式に駆り出され、子供が出来始めて幸せな家庭を築き始めるような時だと思います。しかし自分自身は借金問題があり、みんなが得ているような幸せを得ることからは程遠いなと思っていました。

30歳を過ぎると結婚を意識していなかった私でも焦りが少し出てきました。これはどういった状態なのか、自分なりに分析をしましたが、30歳を過ぎると1人で遊びに行くこともできますし、1人で食事をすることもできます。1人で全て完結してしまいます。しかし虚しさは常につきまといます。

何をしても1人なので共感することもできませんし、何をしても喜びや悲しみを分かち合うことはできません。私は結婚をしたいのではなくて、そういった共感できる相手を探したいなという気持ちに駆られました。

結婚というよりは、自分自身を理解してくれて、それでいて自分がいいと言ってくれる人を私は求めていたのだと思います。心から信頼できる相手、以前交際していた人がそういう方だったというわけではありませんが、私は裕福では無いですし、相手が望むものを全て提供できるわけではありません。

少しの幸せを感じていただくという事は、私の勝手なエゴかもしれませんが、そうだとしても私は小さな幸せを一緒に共感できるような相手がいてくださればいいなと思います。

しかし、私の場合は自己破産をして、いろいろな制限が生活につきまといますし、特段貯金があるわけでもありません。なので、相手を探しに行こうにしても自分のことを聞いてくれるはずがないと勝手に思ってしまう性格になっていました。

なので恋愛に億劫になり、相手をなかなか見つけることができませんでした。借金問題がある人はそういった傾向が強くなるような気がします。しかしそれを相手に全て伝えてしまうと、前のように自分から相手が離れていってしまうのではないかという心配に駆られて本当のことを伝えることができませんでした。

なので私自身こういった記事でお伝えしていますが、恋愛に関して言えばとても億劫になっています。ゆっくりでいいので私は自分がいいなと思う相手が見つかればそれでいいかなと思いました。

今までは自分が好きな見た目やそういったものだけを優先してきましたが、本当に大切なものは見つけるのが難しいですし、それを私自身が求めていることにも、今回の債務整理によって気づくことができたので、この状態の私を愛してくれる人を探す必要があることに気づきました。

もし嘘をついて付き合ったとすれば、自分自身はこの精神的なストレスから一生解放される事はないと思いますし、理解者を作ることによって自分の精神の安定にもつながると思っているからです。

借金があると相手に言えない現実

そうは言っても借金があることを相手に伝えるという事は大変勇気のいることだと思いますし、私自身も愛している彼女に約4年5年、借金問題についてお伝えすることができませんでした。

もし彼女や結婚相手がいる人で、どうしようと悩んでいる人も全国にはたくさんいると思います。もし伝えたときに相手が自分自身が思うような優しい言葉をかけてくれれば助かるのかもしれませんが、全員が全員同じような言葉をかけてくれるとは限らないので、もし自分が大切にしている人が借金問題で離れてしまうと、相当な傷を負うことにもつながると思っています。

なので、その傷を負うことを恐れているという傾向もあると思います。女性が1番嫌うものは借金問題だと私は思っていますし、女性は現実的な生き物だと思っているので、2人で何百万円や何千万円の借金を背負っていく覚悟はなかなか厳しいのではないかなと思います。

なので自分自身でわかっているからこそ、相手に伝えることが大変億劫になってしまっているのではないかなと思います。

厚かましいお願いではありますが、もし借金を告白してくださった彼氏や旦那がいたとしたら、親身に話を聞いてあげてください。それまで大変なストレスの中、ずっと生きてきたと思います。

もし理由がギャンブルであれば病院に連れて行ってあげてください。もし理由がお酒なら病院に連れて行ってあげてください。もし理由がショッピングや浪費癖であるなら理由を聞いて、ストレスの原因を確認してあげてください。

すぐに答えを求めないであげてください。多分どうしようもなく、精神的に弱い状態になっていると思います。借金があるからといって100%の悪意で作った人はいないと思います。

何かしらの心の病気や環境のストレスによって引き起こされた可能性もあるので、相手の心を守ってあげて欲しいなと思います。

もしそれが嫌であれば、相手の立場に立って伝えてあげたらいいかなと思います。自分自身では直せない方もいらっしゃると思うので、私がお願いしたい事は、その人を助けてあげられる人は相談されたあなたしかいないので、ぜひ話を聞くだけでもしてあげて欲しいなと思います。

もし、嫌なら離れることも選択の一つだと思います。奥様はしっかり生きてきたので、被害を被る必要もないですから。

結婚=ゴールじゃない。でも、現実は厳しい

これだけ言っても、やっぱり家庭それぞれに問題があると思うので、絶対にうまくいくかどうかは分かりませんが、私の場合は結婚ができたとしても債務整理をした身分なので、普通の生活や普通の幸せを相手に提供できるかなと言う心配が常につきまといます。

私自身、こういった考え方を常に持ってしまっているので、なかなか相手を選ぶこともできませんし、もしその人を愛してしまって、借金問題を相手に伝えたときに振られてしまったらどうしようという将来のことを考えてしまって、なかなか前に進みません。

きれいな部分ばかりを見せて後からやっぱり私は自分ががっかりされることを恐れ続けているのかなと思います。これから先もずっとそういった考え方がつきまとうのかと思うととても嫌な気持ちになりますが、その気持ちを払拭できるように仕事で安定したものを求め、給与1円でも上げて自信を自分自身につけていきたいなと思います。

それが私ができる1番の結婚への近道のような気がします。別にお金をたくさん持っていることに越した事は無いですが、普通の生活ができれば普通の幸せを手に入れることはできるなということを債務整理で知ることができました。

孤独と向き合った中で見えた希望

今この記事を書いている時も、正直言うと孤独と戦っています。私の場合はあらかた自己破産によって環境は改善されましたが、多くのものを失いました。その後も孤独はずっとつきまとい、自分がお金によって失った関係を振り返ることも多々ありました。

1人で考えれば考えるほど悪い方向に行き、終わることがないストレスを抱え続けていたと思います。そのストレスは正直言うと今もあります。しかし、過去ばかりを振り返っていても、私は一向に幸せにならないことに気づきました。

1人でいる時、過去を振り返りますが、債務整理によって失ったものは取り戻すことができませんし、取り返しに行くことを自分自身が選ばなかった時点で戻ることが怖かったのだと思います。

今改善された環境に身を置いて、一つ一つ自分自身を成長させることのできるものを一生懸命極めていきたいと思っています。現在債務整理をしている方や債務整理をしたけれども、何か心の中で空っぽのものを感じている方もいらっしゃると思います。

ギャンブル漬けの生活もなくなり、身の丈にあった生活をし続ける。虚無感みたいなものと向き合わなければいけません。私は自分自身と向き合うために、このような記事を書いている気がします。

結婚は借金がある間はできないと思っていましたし、結婚によって相手を傷つけることになる。生まれてくる子供たちに幸せを提供できないと思っていた時期もたくさんありました。

私は失敗したからこそ今後身の丈に合った選択をして、これから出会える方を大切にして、小さな幸せを感じながら生きていきたいと思います。

大きな罪を犯して、処罰されたわけではありませんが、自分自身はそれぐらいのことをしたと思っているので、自分が心から信頼できる方にお会いできたときに、今までの過去をゆっくり相手に伝えることができればいいなと思っています。

そんな日が来たら、またこのサイトで記事を書きたいなと思います。